2希望に満ちた高校期

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私は卒業後、出席日数が当然足りないので、通信制高校に通う事になります。

そしてこの高校時代は、私にとってパクスハイスクール(高校の平和)となるのです。

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そこにあったのはまさに平和でした。

人間関係では、私含め変わっている人はいますが生徒にいじめをするような輩は一人もいませんでしたし、先生も生徒に怒鳴り散らしたり露骨な贔屓をするような人は一人もおらず、生徒と同じで変わっているけどおもしろくて優しい先生ばかりでした。

いやーほんとみんな優しかったですよ!なんていったって入学当時に頑張ってユニークな自己紹介をしよう!と思った私がした自己紹介が、好きなことは殺虫剤で虫を殺す事(まじで頭おかしい、ただのサイコパス)だったのにドン引きするだけで、逆に友達になってくれるんだから(笑)

そしてこの当時に今でも仲のいい親しい友人達を持つことができました。

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人間関係に関して言えば、苦痛になる関係の相手が一人もおらず、新たな良好な関係をたくさん築けたので、最高であったと言えます!

 

次に環境面では、嫌な事を強要されることや生徒間の競争がなく、先輩後輩とかの面倒な関係もありませんでしたし、前述したように人間関係も良好でしたので、環境面で苦痛を感じる事はありませんでした。

そして、通信制なので週1から周5まで自由な登校ペースで登校できたので、自分の状態次第で登校を決められるのは良かったです。また、授業時間も短かったので帰る時には疲労困憊となることはなかったですし、もし疲れたら気軽に早退できました。環境面で唯一めんどくさかったのは、学校が遠かったので電車通学だったことぐらいですね。

環境面も前述したように、苦痛が一切ないりかごのような環境でしたから最高の環境だったなといえます!

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しかし、このゆりかご環境に慣れ過ぎたこと、そして就職するまでに先輩後輩関係を体験できなかったことは、後に訪れる地獄の大きな要因になることになります。

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最後に私の心理面に関して、私の心理面は中学時代に比べて劇的に改善しました。

要因は様々ですが、なんといっても親しい友人ができたことこれに尽きると思います。

友人とくだらない話しをしたり、買い物したり、ゲーセンいったり、飯食ったり、下ネタで盛り上がったり、修学旅行行ったり、愚痴言ったり、アメリカ大使館じろじろ見てたら警備員に声かけられたり、右翼の車に手を振ったり、家で遊んだり、時には喧嘩して、仲直りしてとそんな感じで日々楽しく過ごしていたら、中学時代抱いてた劣等感等の負の感情を徐々に抱かなくなっていきました。

 

その頃の私は、愛国心は更に燃え盛っていましたが、自分の中の負の感情が消えていくのと比例する様に、排外主義・レイシズム・ネット至上主義といった負の思想は徐々に鳴りを潜め、そういったことを声高に主張する人達とは距離をとるようになりました。

 

上述のように、人間関係・環境共に最高であったので、この時期は心理的に凄く落ち着いて安らいでいました

また、この時期に私を長い間苦しめていた昼夜逆転もだいぶ改善され、ほぼ完治しましたね。そして心理面が落ち着いてきたおかげで、気力も充実してきていてこの高校時代はとてもアクティブでした。

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色々なことに挑戦したり、遠出して遊んだり、新しい趣味をたくさん持ったり、自分の進路について積極的に情報を集めました(今思えばその職業の良い面だけで悪いところは見て見ぬふりをしていた)。どれも当然の事ですが、中学時代の私からすればとても考えられないことでした。

 

こんな、毎日が幸せで、毎日が楽で、毎日が休日の様な日々を私は謳歌しました。そんな日々を過ごすうち、いつしか私は自分の将来について常にポジティブ(楽観的)に考え、根拠もないのに自分の輝かしい未来を確信し、将来の自分について日々愉快な妄想をする様になりました。
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その先に何が待っているかも知らずに、、、。

 

 

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終わることのない、後悔。

 

夢見たのは、栄光。

 

たどり着いたのは、地獄の扉。

 

夢の原点、

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あなたは、本当に幸せですか?

 

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